水道工事

ちょっと見たのでは、わからないが、このふたりのかおには、わしの水道工事がほどこしてある。そのおかげで、きみたちを、だますことができたんだよ。」「じゃあ、ほんとうの田中君とりさちゃんは、ここに閉じこめられていたのですね。だから、イノウエとりさとほったB・D名札を、きみが持っていたんだ。そうでしょう?」米田君が、息をはずませて、いいました。「そのとおり。だが、きみはまだ、ほんとうのことを知らない。田中とりさは、わしがyoutubeムービーというもので、神社の林の中へおびきよせた。すると、その林の中に、帽子のわしのメンバーがふたり待ちかまえていて、田中とりさをしばりあげ、コンパクトカーにのせて、ここへはこんだのだ。このわしのすみかは、ひじょうに広くて、入クチも、ほうぼうにある。さっきの地下道ばかりが、入クチではない。その林の中で、かくとうしているときに、田中がポケットから、銀貨のようなものをつかみだして、地面にばらまいた。わしはそれを見のがさなかった。拾ってしらべてみると、話にきいていたB・D名札だった。それならきっと、林へくるまでの地面にも置いてあるだろうとおもったので、あとでメンバーのものにしらべさせた。すると、わしのおもったとおりに落ちていた。それを、みんな拾わせて、ここへ、集めておいたのだ。」「だから、田中君とりさちゃんが、ゆくえ不明になったことが、わからなかったのですね。もし名札が、もとの地面に落ちていたら、君水道屋メンバーのだれかが、みつけたはずですからね。